<シーン10>-------------------------------------------

15日の午後。いつも遊んでいる建物にて。

チュッパのメンバーとタギが遊んでいます。アクロバットな遊びだわ。
タギがウキウキを肩車して、そのウキウキの足の先にドキュンが引っ掛かっている状態でクルクル。
タワシとタギで逆立ち競争〜!タワシが勝ったり、タギが勝ったりのバージョンがあります。
するとタワシの携帯がなります。アロエからみたいです。
ウキウキが気をきかして、花火大会のチケットの裏に携帯番号を書いていたみたい。
ウキウキ、すっかり成功したみたいなピース!
え?もう彼氏がいるからぁ〜ああ〜いいよ、じゃまたね!借金あるけど魅力もあるよ!」と
タワシ、電話を切ります。
謝るウキウキとシュリケン。タワシの気持ちをくんでしてくれた行為に嬉しいと話す。
近くにいてくれる人がいるのが1番なんだ〜と明るく振舞うタワシ。
戦美と海美を探してくるよ〜とタワシとチュッパのメンバーが立ち去ります。
タギはお留守番だよ〜と言われ、タギはメモしながら遊んでいます。

するとこっそりとかずみとさゆりがやってきます。タギに海美に手紙を渡してほしいと
頼みにきました。するとかずみがケースの中のチョロに気がつき、驚いて「
早くしまえ!」と
怒鳴ります。タギはかずみに「
ここのぶっこわれた・・・」と言いますがかずみは
バカなこと言ってないで、これを渡して」と聞き入れません。
タギは手紙を受け取りましたが、かずみがこの手紙の内容を教えてやると言います。
戦美と海美は兄弟じゃないんだよ、戦美は海美くんの本当のお父さんを殺したんだ」と
伝えますが、全然タギは聞き入れません。
聞けよ!」とタギにつかみかかり、タギは大切にしていたサンダルを落としてしまいます。
かずみは「
なんだよ、女物なんかもって」とサンダルを踏みつけます。
タギは怒って、かずみの首をつかみ、首をしめたまま持ち上げ、倒します。
さゆりが止めに入るけれど、押さえられません。
すると海美が入ってきます。どうしたんだよ!タギ!!
戦美とチュッパのメンバーも帰ってきて、かずみを抱えて病院へ。
タギをなだめようとする海美。興奮は収まらないです。
そんな海美に向かって、さゆりが叫ぶ。
あんたはね、こいつと血が繋がってないんだ!あんたは糸満の子供なんだよ!」といい立ち去る。
戦美、呆然と立ち尽します。海美は「
何言ってんだ、あいつ」と軽く受けとめています。
タギを落ち着かせようとしている海美に戦美が「
おい!海美!」と呼びます。
なんだよ、兄貴!」と海美が戦美に近づきます。
戦美「
ごめん」「俺は本当の兄貴なんかじゃねぇんだ。
海美はこんな時に冗談言うなよ〜という顔です。
海美「
何言ってんだよ!俺の兄貴だろ?じゃ、あんた誰なんだよ!
教えてくれよ、兄貴じゃねぇのかよ!ウソだっていえよ!

と戦美につかみかかり、悲しいくらいに叫び立ち去ります。
海美の悲しげで泣きじゃくった顔、切なかったです。
タギが立ち尽くしている戦美に近づき、「
戦美も☆を集めよう、そしたら戦美が
優しいって分かってもらえるようにお願いしよう
」って。
一緒に戦美と過ごして優しさを知っているタギも涙ぐんでます。

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